何故、障害年金専門の事務所ではないのですか?

何故、障害年金専門の事務所ではないのですか?

 

Q&A


 今日はQ&A形式で進めてまいります。

 <質問>
 ” 何故、御社は障害年金専門ではないのですか?”

 このようなご質問を頂きました。今日はそちらに対するご回答を致します。
 (なんだか・・・Q&A方式は馴れないから、変な感じですね。)


 <回答>
 ” もともと障害年金の業務を行うつもりはなかったからです。 ”

 って・・・こんな回答でいいんでしょうか?


開業した頃の話

 まあ・・・開業したのは平成22年12月15日でしたが、当初は障害年金どころか、年金(老齢年金・遺族年金も含めて)の請求業務はやるつもりはなかったんです。


 もともと開業する前にお知り合いになりました千葉県の社労士CFPの先生が、一つの柱として障害年金の業務を行っていきます、と仰られていて「仕事になるんだろうか?」と思っておったんです。


 私自身、社会保険労務士試験に(たまたま)合格したのは平成19年で、それから3年経ち、独立開業する気になって(せざるを得なくなって?)開業しましたけど、当初は「従業員満足度を上げるコンサルタント」になることを一つの目標としていました。


 でも、今でこそコンサルタント会社や出版社が社労士は障害年金業務を! と啓蒙活動(営業活動)を行い、それで障害年金業務に参入する事務所さんは一気に増えましたけど、平成22年の頃は

 「開業社労士でも障害年金についてよく知らなかった」

 というのが実態でした。


 勿論、私が勉強不足だった、ということはありますがでも世間一般の社労士がそんな認識だったと思います。

 社労士=企業の顧問

 というイメージが強かったですし・・・。

障害年金業務を始めた頃


 私自身が初めて障害年金の請求業務を行ったのは、地元の不動産屋さんから遠方のお客様をご紹介された(平成23年秋)のがきっかけでした。幸い、無事に障害年金の請求も済み、年金の受給もでき、

 ああ・・・紹介されたけど、なんとかできた

 とホッとしたのが、平成23年暮れの頃。
 その後も23年秋にまたご依頼を頂き、

 (その方はたまたま通っている病院が近いから、という理由でした。)

 それからは途切れることなく、ご依頼を頂きました。


 理由としては、

 当時はまだ社労士で障害年金業務を取り扱っている方が少なく、

 ホームページを出していた方はさらに少なかった、からと思います。

 当初、弊事務所の障害年金のホームページは自前で作りました。

 (今も、内容は自分で作成したものですけど・・・。)


 そんなお手製のホームページでも、県内で検索できる社労士さんのホームページは少なく、(数件でした。)また、料金の設定も世間相場を知らずにやっていましたので、

 他事務所さんよりかなり安かった。

 そのせいだったんだと思います。


 と・・・話が全くそれてしまいまして、質問の話に戻しますが、そんな訳で開業以来なんとか企業の顧問先を増やそう、できたら増えないかな、と思い(淡い期待)やってきましたので、おかげさまで、それなりに顧問先や、スポット契約ながら常時お手伝いしている企業様があります。


 それらのお客様を

 専門を絞りましたから・・・

 と言って、お断りする気はないです。

弊事務所の方針

 それに、事務所の方針としまして

 「一つの業務に完全に依存することはリスク」

 と考えています。


 もし、障害年金業務が世の中から必要なくなったら、その際には家族を養うのに困ってしまいます。そこで、弊事務所としては、きちんと企業のお客様のお手伝いをし、事務所の運営経費、生活費等は確保したうえで、他の業務を行っています。

 (さらに今後は、行政書士登録もして、行政書士業務も行う予定です。)


 障害年金一本ですと、それに生活がかかってしまう。

 となると、多少強引でも障害年金を受給するように・・・

 ということが起こらないとも限らない。

 (おそらく、専門事務所さんはきちんとその辺りも踏まえてやっていらっしゃると思いますが、私は意志が強いとも言えませんので、そのように考えております。)


 そんな訳で? 弊事務所としては

・ 企業の顧問(法人向け)

・ 障害年金業務(個人向け)

 さらに行政書士業務(新しい取り組み)

 と活動していく所存です。


 企業の顧問も、外国人雇用を考え、英文就業規則の作成を行うべく、現在準備中です。

 
 と、今回は以上と致します。

 本日もお付き合いくださいまして、ありがとうございました。 (社会保険労務士 海老澤亮)

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